【コラム】第1回目「健康診断で肝機能障害を指摘されたら?」
皆様、こんにちは。土屋記念クリニック院長の石田仁也です。
「土屋記念クリニック」を開院し、約3年になりましたが、当クリニックは「神奈川県肝臓専門医療機関」として、開院以来、多くの肝機能障害でお困りの患者様に受診いただいております。
今後は、当クリニックから、医療分野のトピックスや肝疾患の話題を中心に多くの情報を発信していきたいと考えております。
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第1回目「健康診断で肝機能障害を指摘されたら?」
皆様は健康診断で肝臓が悪い、と言われたことはありますか?
健康診断で肝機能障害が指摘されるケースはとても多く、厚生労働省の報告では健診全体の17%で異常が指摘されています。これは脂質代謝異常に続いて2番目に指摘されやすい項目です。
肝臓が悪いと言われても、軽いものから、放置しておけば取り返しのつかないものまで、さまざまです。
「肝臓病はお酒を飲む人がかかる病気。」「自分はお酒を飲まないから関係ない。」などと思っていませんか?
肝臓は、「沈黙の臓器」と言われており、ひどくならないと症状がでません。症状がなくても、健康診断で肝機能障害を指摘された際には、一度精密検査を受けましょう。
次回は、「肝臓の働きは?」の予定です。
今後も、肝臓の病気などについて、簡単な解説などをお届けしますので、よろしくお願いいたします。